企業の3つの目的

あなたはどこかの組織に属していますか?

その組織は何のために存在しているのでしょうか?

 

その答えは人によって異なると思いますが、

P.F.ドラッカーは、次のような言葉を残しています。

 

 

「組織は存続が目的ではなく、社会に対して貢献することが目的である。」

 

 

一つの組織で長く働いていると、

なぜ自分がそこにいるのか、考えることを忘れてしまっている人がいます。

 

 

ドラッカーは、企業の目的を以下のように示しています。

 

1.従業員の幸せを保証する。

 

2.本業を通じて顧客のニーズに応える。

 

3.社会貢献を果たす。

 

 

特に1番は、従業員の幸せとは何かをよく考えなければ、

安易に保証などできないでしょう。

 

 

例えば、派遣社員であった人を正社員にすることが、

必ずしてもその人にとっての幸せとは限りません。

 

正社員になることを望んでいる人もいれば、そうでない人もいます。

 

 

また、従業員の望みを叶えることが、幸せと言えるのか考えなければなりません。

 

正社員になったことにより、労働時間が増え、家族と触れ合う時間が減り、

派遣社員の時のほうが良かったと後悔する人もいるのです。

 

 

他にも、

 

「一つの組織で長く働くことが、従業員にとっても会社にとっても良いこと」

 

という価値観が日本では根強くあるのではないでしょうか?

 

 

一つの組織で長く働くことによる弊害にも目を向けなければなりません。

 

どこの組織にも、他の組織で働いた方が

幸せかもしれない従業員はいるのではないでしょうか?

 

 

マジョリティの価値観を踏まえた上で、個々の価値観を尊重した

組織づくりをしていくことは、決して簡単ではありません。

 

しかし、そこまで意識して初めて「従業員の幸せ」を考えていると言えます。

 

 

いずれにしても、

「従業員の幸せを保証する」というのは、極めて重い責任が伴います。

 

自社を省みると、まだまだ課題が多いですが、企業の目的を果たせるように、

より良い組織を目指したいと思います。