あえてストレスをかけよう

「若いうちの苦労は買ってでもせよ」という言葉があります。
若いときから、試練や困難を経験しておけば、後の自分の成長に大きく貢献してくれると、私は捉えています。


様々な困難やプレッシャーなど、ストレスにさらされることは、自らを成長させる上では、欠かせないことです。
例えば、通信会社を対象にした調査研究において、リストラや大きな組織変更を経験した従業員の約3割にストレスに耐えた後、成長した様子が見られたという結果があります。

このように、自らのパフォーマンスを高めていくためには、ある程度のストレスにさらされて、

それを克服することが効果的であると考えられています。


もちろん、自分にとって、過度なストレスを伴う仕事が続くことは、良いことではありません。
しかし、ストレスが少なすぎる仕事もまた、自分のパフォーマンスを高めるという観点では、

あまり良いことではないのです。

私の場合は、仕事を通じて自らを成長させるために、このように考えています。


「(ある程度の)ストレスを“意図して”付加する」


自分に適したストレスの度合いは、人によって異なります。
そのため、どの程度のストレスが良いかという判断は、自分で行うしかありません。


判断の目安としては、高いパフォーマンスを発揮できたと思った時、

あるいは、時間を忘れて集中できた時、どのようなストレスが存在していたか、

振り返ってみることをお勧めします。


ちなみに私の場合は、締め切りを自主設定することや、

その他いくつかの条件を自分で“意図して”作って取り組んでいます。